自家消費率とは|計算方法と事例で解説します

この記事では、自家消費型太陽光発電における「自家消費率」の意味や計算方法を解説するとともに、実際の導入事例を紹介します。自家消費率と投資効果のバランスを踏まえた、最適な設備設計の考え方についてもわかりやすく説明します。

自家消費型太陽光発電における「自家消費率」とは

自家消費型の太陽光発電について調べていると、「自家消費率」という言葉に出会うことがあると思います。これは、太陽光で発電する電気のうち、どのくらいを自社で使い切ったかを示す割合のことです。
たとえば、発電量の100%を自社で使い切れば自家消費率は100%、半分しか使えなければ50%になります。余った電力は蓄電池に充電したり、売電したりすることになります。蓄電池がなく売電もしない場合はパワーコンディショナーにより発電が抑えられます。

自家消費型の太陽光発電では、自家消費率は投資効果を左右する重要な指標の一つです。
大きな容量の発電設備でも、電気を使い切れないとその分の投資効果が下がってしまいます。
エネプロでは、お客様の電気使用状況に合わせた最適な設備設計で、自家消費率と経済効果のバランスを考慮した設備設計をご提案しています。

自家消費率の計算方法と施工事例

自家消費率の計算方法

自家消費率は次の計算式で算出します。

自家消費率(%)= 自家消費した電力量 ÷ 発電量 × 100

たとえば年間発電量が10万kWhで、そのうち8万kWhを自社で使った場合、自家消費率は80%になります。

実際の施工事例

実際にエネプロで施工させていただいた事例をご紹介します。

タマランチ株式会社様(東京都武蔵村山市)は電気使用量の多い食品工場で自家消費率85%。早朝に電気使用量がピークになる事業特性に合わせ、「良い塩梅」のパネル配置を提案しました。

株式会社フレスコ 田名工場様(神奈川県相模原市)は自家消費率74%。年間電気購入量の約40%削減が可能な設備で、電気料金削減効果と自家消費率のバランスがとれた設計です。

多摩冶金株式会社 南工場様(東京都武蔵村山市)は自家消費率81%。電気使用量の多い工場のため、274kWと大きな発電設備でも高い自家消費率になり投資効果とのバランスが比較的良い設計になっています。

エネプロがお手伝いできること

自家消費率を高めるには、お客様の電気の使い方を正確に把握することが出発点になります。
エネプロでは、12か月分の電気使用量がわかる請求明細や30分単位の使用データをもとに電力使用パターンを分析。いつ・どのくらい電気を使っているのかを分析し最適な設備容量とパネル配置をご提案しています。

電気量削減シミュレーション(無料)では、お客様の設備における自家消費率の見込み、年間の発電量、削減できる電気代、補助金を利用した場合の導入費用までご確認いただけます。

よくある質問

自家消費率は高いほどよいのですか?

自家消費率だけを高めようとすると設備容量が小さくなり、削減できる電気代も減ります。電気代の削減額と自家消費率のバランスを取った設計が大切です。

自家消費率と電気代削減率は同じですか?

異なります。自家消費率は「発電した電気をどれだけ使えたか」を表す指標であり、電気代削減率は「購入する電気をどれだけ減らせたか」を表す指標です。例えば、工場など電気使用量の多い設備では、自家消費率がやや低くても大きな電気代削減効果が得られる場合があります。

自社の自家消費率がどのくらいになるか知りたいです。

無料シミュレーションで、お客様の電気使用状況に合わせた自家消費率の見込みをご確認いただけます。


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