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【法人向け】2026年の電気料金はどう変わる?東京電力の料金改定と原油高騰の影響を解説

2026年4月以降、東京電力エナジーパートナー(東電EP)の法人向け電気料金メニューが見直される予定です。
さらに、イラン情勢に伴う原油価格の高騰が続いた場合、4月使用分の電気料金が値上がりする可能性も報道されています。
特別高圧・高圧を契約する企業にとって、電気料金の最適化やコスト管理が重要になります。本記事では、
東京電力の料金メニュー改定ポイント
原油高騰による電気料金への影響
企業がとるべき対策
をわかりやすく解説します。
東京電力エナジーパートナーの料金メニュー改定
東電EPは、2024年以降、特別高圧・高圧の法人向け電力料金メニューを大きく変更しています。
2023年度以前の電気料金メニュー(「旧標準メニュー」)は2026年3月末をもって廃止になります。企業ごとに最適なプラン選定が必須となります。
●新標準メニュー
東電EPは2024年4月より、3種類の電気料金プランを提供しています。スポット市場価格の変動を反映させる割合がそれぞれ異なります。
電気料金 = 基本料金 + 電力量料金* + 再エネ賦課金
*電力量料金は「電力量料金単価」「燃料費調整単価」「市場価格調整単価」×使用電力量で算出
ベーシックプラン
燃料費調整および市場価格調整を行うプラン
市場調整の割合:約30%
燃料費調整および
市場価格調整
市場調整ゼロプラン
スポット市場価格の変動の影響を受けず、料金の変動幅の抑制するプラン
市場調整の割合:0%
燃料費調整のみ
市場価格連動プラン
スポット市場価格の変動に連動するプラン
市場調整の割合:100%
市場価格調整のみ
※燃料費調整:火力燃料(原油・LNG〔液化天然ガス〕・石炭)の価格の変動を毎月自動的に電気料金に反映する仕組み
※市長価格調整:卸電力取引所におけるスポット市場価格の変動を毎月自動的に電気料金に反映する仕組み
出展元:東京電力EP HP(https://www.tepco.co.jp/ep/corporate/plan_h/minaoshi_2025plan.html)
●新標準メニューの見直し(2026年4月開始)
東電EPは2026年4月1日から新標準メニューの料金体系を見直します。主なポイントは次のとおりです。
●燃料費調整の算出諸元の見直し
2026年4月以降、東京電力EPの電源調達状況が大きく変わることを踏まえ、より適切に燃料価格を反映するため、燃料費調整における平均燃料価格の算定期間を見直します。
●市場価格連動を抑えたプラン
・ベーシックプラン
・市場調整ゼロプラン
改正ポイント
・基本料金単価:値下げ、電力量料金単価:値上げ
・ 契約容量が大きい企業でも、省エネ設備導入や使用量削減で電気代を抑えやすいプランに。
●市場価格を100%反映するプラン
・市場価格連動プラン
改正ポイント
・電力量料金単価のみ値下げ
・市場価格が安定していればメリットが出やすいプラン。
出展元:東京電力EP HP(https://www.tepco.co.jp/ep/corporate/plan_h/minaoshi_2026.html)
原油高騰の影響で4月から値上がりする可能性
2026年4月以降の電気料金は、燃料費調整額の算定方法変更により、市況の影響を受けやすくなります。
燃料費調整額が適用されるプラン:ベーシックプラン、市場調整ゼロプラン
●燃料費調整が“より早く”反映される仕組みに
見直し前:3〜5カ月前の平均燃料価格
見直し後:1〜2カ月前の平均燃料価格
→ 最新の原油・LNG・石炭価格が電気料金に即反映される
ケースによっては2026年4月使用分に、2026年3月の輸入燃料価格が反映される*ため、イラン情勢による原油価格高騰が続けば、法人電気料金が上昇するリスクが高まります。
*電気料金への反映時期は一般送配電事業者等の計量期間等の始期により異なります。
まとめ
2026年の電気料金は以下2点が大きな変動要因になります。
●電気料金の変動要因
東京電力の料金メニュー改定(電力量料金単価の値上げ・燃料価格が反映されやすい算定方法等)
イラン情勢による原油価格高騰 → 燃料費調整額の上昇
これらにより、企業の電力コストは今後も大きく変動する可能性があります。
●企業が検討すべき対策
自社に最適な「新標準メニュー」への切り替え
省エネ設備の導入と電力使用量のピークカット
自家消費型太陽光発電の導入
特に 自家消費太陽光発電 は以下の理由から強力なコスト削減策になります。
▼自家消費太陽光発電を導入するメリット
✔ 電力量料金を直接削減できる
✔ 市場価格や燃料費の高騰に左右されない“固定的な電源”を確保
✔ カーボンニュートラル対応としてESG評価向上
✔ 電気料金の長期的なリスク分散に効果的
✔ 新標準メニューの「使用量が少ないほど有利」という構造と相性が良い
電気料金メニュー改定と国際情勢が重なる今、電力コストの抜本的な見直しのタイミングと言えます。
(株)エネプロでは、御社に最適な太陽光発電によるコスト削減シミュレーションなども可能ですので、お気軽にご相談ください。
【エネプロの電気料金削減事例】


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